No.19-001

喘息の治療を行なっている方の多くが使用している吸入器。

予防治療として吸入器を使っている方、発作時のみ吸入器を使っている方など様々ですね。

吸入器を正しく使えていますか?

「まだ使い慣れない為、自信がない」という方はもちろん、「いつも使っているから大丈夫!」という方も是非、再確認の為に吸入器の正しい使い方について見ていきましょう。

吸入器にも種類がある!?良く使われる2タイプの使い方

一口に吸入器といっても喘息治療で使われる吸入器は、大きく分けて2つのタイプがあります。

そこで、それぞれの特徴と使い方について紹介します。

1.ネブライザータイプ

ネプライザータイプの吸入器は、薬剤を吸入器に入れ液状の薬剤を霧状に噴出させることで普通に呼吸しているだけで薬剤を吸入することができるという特徴があります。

1回の吸入に3~15分と時間は掛かってしまうものの、乳幼児から体の不自由なお年寄りまで幅広い年代の方に使えますので、下記に挙げる「定量式吸入器」の使用が難しいという場合でも安心して使うことができます。

また、ネブライザータイプはマスクやマウスピースを付けることで更に薬剤を吸いやすくなりますので、小さなお子さんなどにおすすめです。

2.定量式吸入器

定量式吸入器は、薬剤と噴霧装置が一体となったもので、フロンガスなどでスプレーした薬を瞬時に吸い込む「P-MDI」と粉末状の薬を瞬時に吸い込む「DPI」があります。

大きさも小さく、持ち運びに便利な上、吸入時間は0.3秒~1呼吸と瞬時な為、即効性が高いのも特徴です。

但し、このタイプの吸入器は扱いがネブライザーと比べると難しく、呼吸に合わせて一気に吸い込む必要があります。

使い方に関して詳しくは、下記にて紹介しますが、小さなお子さんや体の不自由なお年寄りには使いにくいタイプだと言えるでしょう。

定量式吸入器の正しい使い方

定量式吸入器は、ネブライザーと比べると扱い方が少々難しくなっています。

また、正しく使わないと薬剤の効果が適切に作用しにくくなりますので注意が必要です。

では、定量式吸入器の正しい使い方について見ていきましょう。

1.薬剤が噴出されるようセットします
2.吸入器に息を吹きかけないように大きく息を吐きます
3.吸入器を口に加え、大きく深く息を吸い込みます
4.吸入器に息を吹きかけないようにゆっくりと息を吐き出しましょう
5.吸入後は、口に残った薬剤を洗い流す目的でうがいをします
6.最後に、口に付けた吸入器を乾いた布やティッシュなどで軽く拭きましょう

吸入器は、使い慣れてくるとついつい自分なりの使い方になってしまいがちです。

そのまま正しく使えていえれば問題ありませんが、もし、少し違うかもしれない・・・と思った際には、今一度、正しい使い方を再確認されることをおすすめします。